【ハンブルク（ドイツ）=共同】世界反ドーピング機関（WADA）は22日、ロシアの組織的なドーピング問題で、保管データの改ざんや捏造（ねつぞう）が認定されたモスクワの検査所を暫定的に資格停止にすると発表した。処分期間中は、これまで認められていた血液データを蓄積して変化を調べる「生体パスポート」の分析に関わる作業も含め、全ての活動が禁じられる。
WADAは昨年12月にロシア選手団を東京五輪・パラリンピックやサッカーの2022年ワールドカップ（W杯）カタール大会など主要大会から4年間除外する処分を下した。その後、ロシア反ドーピング機関（RUSADA）が異議を申し立て、判断はスポーツ仲裁裁判所（CAS）に委ねられた。
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January 23, 2020 at 07:33AM
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WADA、モスクワ検査所を資格停止 ドーピング問題で - 日本経済新聞
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