[オタワ 9日 ロイター] - カナダのモルノー財務相は9日、大手IT(情報技術)企業を対象にしたデジタル税を導入する計画を明らかにした。
モルノー氏は記者会見で「デジタル関連企業が国内で公平な税金を支払うことを確実にすべきだとの方針をこれまでにも明確にしており、政府はこの計画を進める」と説明した。
トルドー首相は10月の総選挙でデジタルサービス税の導入を公約として掲げていた。政府は、全世界の売上高が10億カナダドル(7億5200万米ドル)以上で、カナダ国内の売上高が4000万カナダドル以上のIT大手企業を対象に4月から売上高の3%を課税する計画。
フランスでも同様のデジタルサービス税が既に導入済みだが、米国はIT企業を不当に差別しているとして制裁関税を検討している。
モルノー氏はまた、クリスマスまでに最新の財政見通しを発表すると述べた。ただ具体的な日程は明らかにしていない。
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カナダ財務相、デジタル税の導入計画を発表 - ロイター
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