「日本に不可能はない。 JAPAN IMPOSSIBLE IS NOTHING」
カタール・ワールドカップ(W杯)をベスト16で戦い終えたサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の森保一監督が12月9日、NHKの『ニュース9』に出演し、大会を終えて3日経っての心境や今後について語った。
まず就任から4年間という一つのタームを戦い終えた指揮官は、「結果のところでは、時間が経てば経つほど『たら・れば』思考がすごく巡ってきています。悔しくもっと何かできたのではないかという思いはあります。ただ日本に帰ってきて、国民の皆さんが喜んでくれている姿と一体になれたという言葉を掛けていただき、すごく嬉しく思っています」と語った。
また、このなかで、森保監督が試合中などに手にしている「森保メモ」について話題に。「すいません、走り書きなんですけれど……」と指揮官はその一部を公表した。
そこには次のように1ページに書かれていた。
「日本に不可能はない。 JAPAN IMPOSSIBLE IS NOTHING」
「日本人であること 喜び 誇り 幸せにつつまれる」
上部の一文はクロアチア戦前にバスに乗り込んだ際に書き記したものだと言い、「チーム、サポーター、国民の皆さんと一丸になれば、世界と戦っていける」という思いで、文字にすることで自身の胸に刻んだそうだ。
「この2つは自分自身の中で持っておいたものです。選手たちやサポーターの皆さんに、不可能はない、我々には必ずできると、その気持ちになった時には伝えようと考えていました」
試合中には戦術面な点も書き込み、課題などコーチと考えが一致した際には、ロッカールームでのミーティングで伝えていたということだ。
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