パドレスのダルビッシュ有投手(36)が日本時間7日、発信サイト「note」を更新し、前日に発表した来年3月のWBC出場への思いや、発表に至るまでの経緯を明かした。

渡米中の侍ジャパン栗山監督と会って正式に出場の意思を伝え、日程や起用法について話し合ったという。アメリカでの決勝ラウンド(準決勝、決勝)からの参加も可能と言われていたが「出場するなら日本ラウンドからいないと気持ち悪い部分もありましたのでそこを前提として考えていました」と、東京ドームでの1次ラウンドから出場する意思をつづっている。

栗山監督からは、同監督が8月に渡米したときに出場要請を受けていたという。この間、家族のこと、自身の年齢、今季のイニング数、調整を前倒しにするリスクなど、クリアすべき点を整理する必要があった。WBCに出場するかは「オフシーズンに入った時点では本当に五分五分だった」としている。

最終的には、オフに順調にトレーニングを積めており、少し問題があった肩もクリアできたことで、前日の発表に至ったとしている。