国際親善試合キリンチャレンジ杯(6日、国立)でブラジルと対戦する日本代表の森保一監督(53)が都内で5日、前日会見に出席した。試合に向けて「世界王者と言えるブラジルとの対戦を楽しみにしている。勇気をもってトライし、勝利を目指して戦いたい」と意気込みを語った。

選手起用については「パラグアイ戦から選手は大幅に入れ替わると思う」と語り、W杯への試金石にもなる強豪との貴重な一戦に向け「これまでやってきたコンセプトは世界で勝つことを見据えてやってきた。いい守備から、いい攻撃に移るところで、ハイプレッシャーで奪ったあと、速攻やボール保持につなげられるかというところをチャレンジしてほしい」と、戦い方を変えることなく臨む。

国立競技場が改修されてからは、初めての日本代表戦となる。「日本サッカーの歴史と、未来への思いが詰まっている聖地。また日本サッカーの発展を感じてもらえるような結果を求めながら、全力を尽くしたい」と語った。