2020年02月04日22時21分
クルーズ船で日本から帰国した香港の80代男性が新型コロナウイルスに感染していた問題で、厚生労働省は4日午後も、横浜港沖に停泊中の船内で乗客ら約3700人の再検疫などを続けた。同日夕にも感染者の有無などの結果が判明する見通しだったが、ウイルス検査などに時間がかかっているとみられる。船内には体調不良の乗客がいるとされる。船が着岸し、乗客が上陸するのは5日以降となる見通し。
厚労省や横浜市によると、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」は3日午後7時半ごろ、同市の大黒ふ頭沖に到着。香港男性の感染が発覚したため、厚労省は、1日の那覇入港時に行った検疫を取り消した上で、改めて検疫を行った。
インターネット交流サイト(SNS)を通じて取材に応じた乗客によると、検疫では担当職員が各部屋を回り、体温測定と問診を実施。船内放送では、検体を検査に出した上で5日朝に結果の報告があるという案内があった。船内にはマスク姿の人も見られるという。船内で配布された資料によると、運航会社側では定期的な清掃や船内消毒を徹底し、乗客に手洗いやうがいを推奨している。
運航会社の日本法人などによると、男性は1月20日に横浜から乗船し、25日に香港で下船。2月1日に感染が確認された。船は1月22日に鹿児島に寄港したが、この男性が下船したとの情報があり、厚労省が確認を急いでいる。
2020-02-04 12:32:00Z
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