現地時間17時から行われた60分間のFP2セッション。気温は30度とやや上昇した。FP2ではタイヤの比較や決勝に向けた実践的なロングランに重点が置かれた。
他のグランプリと同様にスタートは硬い方のタイヤで確認走行を行った後、ショートランでタイムを出し、その後は各チームごとに異なるタイヤでロングランという進行。
序盤、ダニエル・リカルド(マクラーレン)がプールサイドシケイン手前でコントロールを失ってそのままバリアにクラッシュ。セッションは赤旗中断となり、リカルドはタイムを出せないまま走行を終えた。
その後はコースアウトを喫するマシンは見られたものの、比較的スムーズにセッションは進行。
フリー走行2回目のトップタイムを記録したのは、1回目に続いてスクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレール。車は非常に安定しており、一人だけ段違いの走りを見せて、1分12秒656をマーク。チームメイトのカルロス・サインツもタイムでは0.044秒差と僅差だが、ロングランなどの安定感ではルクレールに劣る印象。
3番手は0.379秒差でセルジオ・ペレス、4番手は0.447秒差でマックス・フェルスタッペンとレッドブル・レーシング勢がスクーデリア・フェラーリにやや遅れをとった。だが、過去数戦の傾向は、初日のイニシャルセットアップでフェラーリが優位に立ち、2日目にレッドブルが改善を見せるという展開が続いているため、その差は注目だ。ただし、モナコに関してはレースペースやタイヤの扱いよりも、予選での一発の速さが重要となるため、現時点では劣勢に立たされている感は否めない。
5番手はマクラーレンのランド・ノリス。上位4台には及ばないが、午前中と同じ順位であり、ミッドフィールドをリードしている。
6番手はメルセデスF1のジョージ・ラッセル。チームメイトのルイス・ハミルトンは12番手。前戦スペインGPでポーパシングの問題を解消して、パフォーマンス向上を継続することが期待されていたが、両ドライバーともに不快なバウンシングを訴えており、やや残念な初日のセッションとなった。
7番手はスクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリー。チームメイトの角田裕毅も10番手とタイムシート状ではQ3進出を狙える位置につけた。2日目に失速する傾向をどのように改善できるかが注目だ。
F1モナコGP フリー走行3回目は明日28日(土)の20時(現地時間13時)から行われる。
2022年 F1モナコグランプリ フリー走行2回目 結果・タイム
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