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現地時間11日、コッパ・イタリアは決勝戦がオリンピコで行われ、インテルとユヴェントスが対戦した。
3連覇のかかるユヴェントスと、11年ぶりの優勝となるインテル。特に今季のスクデットが絶望的なユヴェントスにとっては是が非でも欲しいタイトルだが、立ち上がりはインテルが積極的な入り方を見せる。
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開始わずか6分、ペナルティーエリア左でボールを受けたバレッラがカットインして右足を振り抜くと、鋭く巻かれたシュートがゴール右へと吸い込まれ、あっさりとインテルが先制する。
出鼻を挫かれたユヴェントスは徐々に反撃。24分、ディバラのラストパスを受けたヴラホヴィッチが左足で狙うも、ハンダノヴィッチが左手一本で触りゴール右へと外れた。30分には左CKのこぼれ球をディバラがボレーで捉えるも、ゴール左へと外してしまい思わず頭を抱えた。
攻勢のユヴェントスだったが、41分にアクシデントが発生。ダニーロが足を痛め、モラタとの交代を余儀なくされた。
しかし後半、この交代が功を奏す。50分、ヴラホヴィッチの反転シュートはDFにブロックされるが、こぼれ球を拾ったサンドロがペナルティーエリア手前左からシュートを放つと、軌道上にいてコースを変えようとしたモラタがブラインドとなり名手ハンダノヴィッチがはじききれず、ユヴェントスが同点に追いつく。
そのわずか2分後、CKのカウンターから右サイドのモラタが前線に預けると、ベルナルデスキが胸で落とし、ディバラがダイレクトでスルーパス。抜け出したヴラホヴィッチがDFのタックルをやり過ごし、シュートはハンダノヴィッチが顔でブロックするも、こぼれ球をヴラホヴィッチがすぐさま押し込んであっという間にユヴェントスが逆転する。
逆転を許したインテルは63分、ダルミアン、ダンブロージオ、ジェコを下げてドゥンフリース、ディマルコ、コレアを投入。3枚替えで流れを変えようと試みる。リードしたユヴェントスも67分、ザカリア、ベルナに代えてロカテッリとボヌッチを投入する。
このままユヴェントスが逃げ切るかに思われた78分、ドゥンフリースの右クロスをファーサイドのペリシッチが頭で落とすと、エリア内左で受けたラウタロ・マルティネスがシュート体勢に入ったところでボヌッチの足がかかり、インテルにPKが与えられる。このPKをチャルハノールが豪快に沈め、インテルが試合を振り出しに戻した。
追いつかれたユヴェントスは84分にキエッリーニを下げてアルトゥールを投入。追いついたインテルはラウタロとチャルハノールを下げてアレクシス・サンチェスとビダルを投入する。
迎えた延長前半、96分にエリア内でデ・フライがデ・リフトに倒されるがノーホイッスル。しかし、VARとオン・フィールド・レビューの結果、インテルに再びPKが与えられる。このPKをペリシッチがゴール左上に沈め、インテルが3-2と逆転に成功。ユヴェントスは直後にディバラを下げてキーンを投入し猛攻を仕掛ける。
しかし前掛かりになったユヴェントスを尻目に、102分にカウンターからペナルティーエリア手前左でボールを受けたペリシッチが左足で強烈なシュートをゴール右へと突き刺し、4-2とリードを広げる。
すると直後には両軍ベンチがヒートアップ。アッレグリ監督が激怒してインテルベンチに詰め寄り、収拾がつかなくなったところで主審がレッドカードを提示して退席処分となった。
指揮官を失ったユヴェントスは延長後半も攻め続けたものの、インテル守備陣は慌てずにチームとして落ち着いた対応を見せ、上手く時間も使いながら逃げ切り、11年ぶりとなるコッパ・イタリア制覇を成し遂げた。
■試合結果
ユヴェントス 2-4 インテル
■得点者
ユヴェントス:サンドロ(50分)、ヴラホヴィッチ(52分)
インテル:バレッラ(6分)、チャルハノール(80分PK)、ペリシッチ(99分PK、102分)
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