
自動車大手 フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は、米国とカナダで5月4日から操業を順次再開する方針を示した。新型コロナウイルス感染拡大が深刻化する中、他の米自動車大手が二の足を踏んでいる措置で一歩踏み出す。
FCAは少なくとも4月14日までとしてきた休止期間を2週間余り延長して生産を再開する格好となる。 ゼネラル・モーターズ(GM)と フォード・モーターは操業再開の日程を決めるのを控えている。
米自動車メーカーは数週間にわたる工場閉鎖で多額の損失を被るとみられるが、操業再開に向けては 全米自動車労組(UAW)や一部議員が難色を示している。
自動車産業の中心地デトロイトを抱えるミシガン州のホイットマー知事は6日、今月14日に期限を迎える3週間の自宅待機命令を延長する可能性を示した。同知事は記者団に対し、同州での新型コロナによる影響のピークは4月末もしくは5月初めになると見込んでいると述べた。
オハイオ州とインディアナ州、アラバマ州に工場を持つ ホンダは6日、米・カナダ工場の休止期間を5月1日まで延長する方針を示した。
原題:
Fiat Charts Path to Plants Reopening Against Uncertain Backdrop(抜粋)
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April 07, 2020 at 10:35AM
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フィアット・クライスラー、米国とカナダで5月4日から操業再開方針 - ブルームバーグ
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