
【モスクワ=共同】ドーピング問題で世界反ドーピング機関(WADA)と係争中のロシアでは、7月開幕予定だった東京五輪が延期されて厳しい状況に対処する時間的な猶予が生まれた。東京への選手派遣の形態さえも未確定の状況が続いており、関係者からは延期に歓迎の声が上がった。
WADAは昨年12月にロシア選手団を東京五輪・パラリンピックなど主要大会から4年間除外し、潔白を証明した選手のみ個人資格で出場を認める処分を決定。ロシア反ドーピング機関(RUSADA)はこれを不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴し、聴聞会が5月以降に始まる見込みになっている。
ロシアの懸念は、7月までにCASの裁定が出なかったり、7月までにロシアの主張を却下する裁定が出ても潔白選手の認定作業に時間を要したりして、選手が個人資格でも五輪に参加できない状況に陥ることだった。
RUSADAのガヌス代表は、五輪が7月開幕ならば「残された時間は極めて少なかった」と延期決定を歓迎した。
2015年11月からロシア陸連を資格停止処分としている世界陸連は今月、東京五輪に参加できるロシア選手はドーピング違反がないと認定された上限10人の「中立選手」に限ると決定した。
ロシア陸連のユルチェンコ会長は東京五輪の延期により「世界陸連と建設的な対話を行う時間が生まれた」と歓迎。五輪に参加可能な選手数の増加を含む状況改善へ期待を示した。
"問題" - Google ニュース
March 26, 2020 at 07:19PM
https://ift.tt/3brdbTJ
五輪延期をロシア歓迎 ドーピング問題「対話の時間生まれた」 - 日本経済新聞
"問題" - Google ニュース
https://ift.tt/2rQt6to
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "五輪延期をロシア歓迎 ドーピング問題「対話の時間生まれた」 - 日本経済新聞"
Post a Comment