
カナダ政府は27日、同国に滞在中のイギリス王室サセックス公爵ハリー王子とメガン妃について、今後は警備費を負担しない方針を明らかにした。
「2019年11月以降、断続的に」同国に滞在している公爵夫妻の警護には現在、王立カナダ騎馬警察(RCMP)が当たっている。
これまで、夫妻の警備費がカナダの税金から支払われているかどうかは明らかになっていなかった。
サセックス公爵夫妻は3月31日をもって王族としての公務を引退し、イギリスとカナダを行き来しながら慈善活動などを行う予定だ。
「国際的要人として支援してきた」
RCMPはこれまで、英ロンドン警視庁の要請を受けて夫妻の警護に当たっていた。
ビル・ブレア公安相はこの日に発表した声明で、「サセックス公爵夫妻のカナダに一時的に移住するという選択は、カナダ政府にとって前例のない特異な状況だ」と説明した。
「RCMPは当初から、公爵夫妻の警備についてイギリス当局と連絡を取り合ってきた。現在、公爵夫妻は国際的要人の地位にあるため、カナダは必要に応じて警護支援を提供する義務がある」
「この支援は、数週間後に公爵夫妻の立場が変わった際に打ち切られる」
ロンドン警視庁やサセックス公爵夫妻の広報担当者は、この件についてコメントしていない。
これからどうなる?
ハリー王子とメガン妃は1月、「主要王族としての公務から距離を置く」意向を発表。エリザベス女王をはじめとする王室関係者による協議の結果、3月に王族としての公務から退くことが決まった。
これにより、公的資金を受け取らなくなる一方、エリザベス女王の正式な代理を務めることもなくなる。
また、これまで公爵夫妻は「HRH, His/Her Royal Highness(殿下)」の敬称で呼ばれていた。公務引退後もこの敬称は保持するものの、積極的に使用しないことが決まっている。
先には、今後の活動で「ロイヤル(王室)」という単語を使用しないことや、「サセックス・ロイヤル」という商標登録を破棄することが明らかになった。
公爵夫妻と息子のアーチーちゃんはすでに、今年の大半をカナダで過ごしている。
公務引退のニュースが流れた際に最も注目されたのは、2人が王族ではなく一市民として生活する場合に、誰がその費用を支払うのかということだった。
アンガス・レイド研究所が1月に行った世論調査では、カナダ国民の73%が、警備を含む公爵夫妻の生活の諸費用を支払うことに興味がないと答えている。
(英語記事 Canada to stop paying Harry and Meghan's security)
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February 28, 2020 at 01:22PM
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ハリー王子とメガン妃の警護費、カナダ政府が負担停止へ - BBCニュース
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