
23日のニューヨーク株式市場は中国で感染が拡大する新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の問題への懸念から、ダウ平均株価は小幅ながら値下がりしました。ダウ平均株価は先月初め以来の3日連続の値下がりとなり、市場では影響がどこまで広がるか見極めたいという姿勢が強まりました。
23日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価の終値は前の日と比べて26ドル18セント安い2万9160ドル9セントでした。小幅な値下がりでしたが、3日連続の値下がりは先月3日以来のことです。
この日は中国で感染が拡大する新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の問題への懸念から売り注文が先行し、一時、前の日と比べて200ドル以上値下がりし、2万9000ドルを割り込む場面もありました。
その後はWHO=世界保健機関が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にはあたらないと判断したことが伝わり、買い戻しの動きも出ましたが、結局、値下がりで取り引きを終えました。
一方、IT関連が多いナスダック指数は最高値を更新しています。
市場関係者は「影響がどこまで広がるのか見極めたいとして、慎重な姿勢が目立った」と話しています。
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January 24, 2020 at 05:03AM
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NY株式市場 ダウ平均株価 小幅な値下がり 肺炎問題への懸念 - NHK NEWS WEB
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