
米軍がイランの革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害し隣国イラクの情勢が流動化していることを受け、カナダ軍は7日、イラクに駐留する部隊500人のうち一部を一時的にクウェートに撤収させると明らかにした。具体的な撤収規模は明らかになっていない。
カナダ軍のジョナサン・バンス統合参謀総長が兵士の家族宛てに書いた書簡を、同軍がツイッターで公表した。
カナダ軍は過激派組織「イスラム国」(IS)掃討のため、北大西洋条約機構(NATO)傘下でのイラク治安部隊訓練などのために要員を派遣してきた。しかし、書簡では「部隊の安全が最優先」とし、「最近の情勢を受け、活動を一時的に停止した」と言及。NATOなどとの調整の上で撤収を決めたとした。
またロイター通信によると、イラクで訓練や助言任務にあたっているNATOは、教官の一部をイラク国外に一時撤収させるという。人員の安全を守ることを優先させるとしている。
NATOは、すでに治安悪化を理由にイラクでの訓練活動を一時的に中止することを決めている。NATOのストルテンベルグ事務総長は6日の会見で「NATOの人員を守るため、すべての予防策を講じている」と説明。ただ、状況が改善すれば、再開する考えも示した。
イラクには約5千人の米軍が駐留しているが、米軍が司令官をイラク領内で殺害したことから「主権侵害」との反発が広がっている。親イラン派の影響力も強く、司令官殺害後、バグダッドの米大使館周辺や米軍が駐留するイラク軍基地付近にロケット弾が撃ち込まれた。イランは中東の米軍関連施設などへの報復攻撃を示唆している。(ニューヨーク=鵜飼啓)
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January 08, 2020 at 07:32AM
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カナダ軍やNATO、一部をイラクから一時撤収へ - 朝日新聞
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