(ブルームバーグ): 米ボーイングは運航停止中の737MAXで新たなソフトウエアの問題が見つかったと明らかにした。追加の対応が必要になるため、運航再開はさらに遅れる可能性がある。
ボーイングの電子メールによれば、同社はこの問題について米連邦航空局(FAA)に報告したほか、顧客やサプライヤーにも通知している。
事情に詳しい関係者によれば、今回新たに見つかった問題は、モニターから受け取るデータが正しく機能しているかを確認する上でのシステムの作動方法に関連している。関係者はこの問題について話すことが認められていないとして、匿名を条件に語った。
ボーイングは声明で、「必要な更新を行っており、FAAと協力している。顧客とサプライヤーにも逐次報告している」とし、「最も重要なのは、737MAXが安全で、規制上の全要件を満たしていることを確実にした上で、運航を再開することだ」と説明した。
原題:New Software Flaw Could Further Delay Boeing’s 737 Max (2)(抜粋)
(c)2020 Bloomberg L.P.
Alan Levin
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