大阪府結核予防会大阪病院(同府寝屋川市)は11日、末期の肺がんで入院していた女性(70)に誤って痛み止めのモルヒネを予定の10倍投与し、その後に女性が死亡したと発表した。司法解剖の結果、死因はモルヒネの急性中毒の疑いがあると判明。府警寝屋川署が業務上過失致死容疑も視野に捜査している。
病院によると、女性は今年6月に入院。10月7日には余命1カ月と説明され、機械でモルヒネを24時間投与されていた。
10月26日朝、機械のアラームが鳴って看護師が駆け付けたところ、モルヒネの量を調整するダイヤルが大幅にずれており、予定の10倍が投与されていることに気づいた。約3時間前に看護師がこの機械で別の操作をした際、ダイヤルを誤って動かした可能性があるという。女性は同日夜に死亡した。
記者会見で謝罪した山本隆文院長は「死因は肺がんであると考えているが、モルヒネの過剰投与が何らかの影響を与えた可能性もある」と話した。【堀祐馬、森口沙織】
2019-12-11 10:32:00Z
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