
福岡県粕屋町の須恵川で近くの女性会社員(38)の遺体が見つかった殺人事件で、死体遺棄容疑で逮捕された同町江辻、土木作業員、古賀哲也容疑者(35)が、遺棄現場周辺の広範囲を勤め先の車で走りながら、1人でいる女性を探していたとみられることが捜査関係者への取材で判明した。福岡県警は、古賀容疑者が自転車で1人で帰宅途中の被害女性を見つけ、遺棄現場近くに車で先回りして待ち伏せしていたとみて調べている。
古賀容疑者は6日夜に女性の遺体を粕屋町仲原(なかばる)の須恵川に遺棄した疑いで14日に逮捕され、16日、送検された。女性は首を絞められて殺されたとみられており、古賀容疑者は殺害をほのめかす供述もしているという。
捜査関係者によると、6日夜、遺棄現場周辺の広範囲の複数の防犯カメラに、古賀容疑者が運転していた勤め先の軽ワゴン車が道路を行ったり来たりする様子や、被害女性を追う様子が映っていた。午後10時ごろには、遺棄現場近くで不審な白い車も目撃された。県警は被害女性に目を付けた古賀容疑者が、県道を通って帰宅していた女性の進行方向に先回りし、植え込みがあって車道側から死角になっている現場で待ち伏せしたとみている。
古賀容疑者は2017年9月から福岡県内の土木会社で、工事現場の足場の組み立てを担当する日雇いの作業員として働き、粕屋町にある寮で生活していた。会社関係者によると、無断欠勤は一度もなく、事件当日の6日も週明けの8日以降も普段通りに仕事していた。同僚の間で事件が話題になった時も様子は変わらなかったといい、専務は「まさかという思いで戸惑っている」と話した。【柿崎誠、浅野孝仁、中里顕】
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2019-07-16 09:58:00Z
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190716-00000043-mai-soci
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