
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、兵庫県が休業要請した施設は、バーやナイトクラブなど夜間営業の店や、スポーツジム、劇場など多岐にわたる。日々の営業が経営に直結する店舗は厳しい決断を迫られている。
要請は15日から。居酒屋を含む飲食店は休業の対象外となったが、酒類の提供は午後7時までにするよう求められる。
神戸市中央区の串揚げ店「なおちゃん」。「午後8時閉店なら、店を開けることに意味があるのか」と店主・猶原剛さん(49)は戸惑う。
通常の営業時間は午後5時~深夜1時。昼の営業はしておらず、ほとんどの客は串揚げや一品料理をあてに酒を楽しむ。
「酒を飲み始めるのは早くても午後7時から。どうしようもない」
海鮮料理や洋食を提供する飲食店「味加味(みかみ)」(神戸市中央区)は、東京都が休業要請の内容を発表した10日以降、閉店を2時間早め、午後8時にした。店主の垣谷定道さん(75)は「兵庫でも東京と同様の要請が出るのではと予想していた」と話す。
3月の売り上げは前年比40%減、4月は80%減。それでも県の要請に応じ、お酒の提供は午後7時までにするつもりだ。
休業を要請されるパチンコ店。神戸・新開地(同市兵庫区)で2店舗を経営し、新開地一丁目商店街振興組合理事長でもある香野民浩さん(62)は「地元の店はみな、既に自主的に閉めた」。自身の店も11日から閉店したが、全従業員の4月分の給与は払う。
「休業が長引けば死活問題。何とか1カ月で収束すればと、少しでも協力するためにやっている。国や県は補償や対策で、われわれの頑張りに応えて」と訴えた。
学習塾は床面積が千平方メートル超は休業を、それ以下は協力を求められた。
西宮市と大阪市に教室を置く小学生対象の少人数制指導塾「学びの森 国語学習会」は通常、講師1人が児童2人を教えるが、マンツーマンに変更する。
「今後の状況次第ではオンライン授業への全面移行を考えるので、今から1対1にした方が切り替えやすい」と、竹中秀幸代表(48)は先を見据えている。(上杉順子、谷川直生、小谷千穂)
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April 14, 2020 at 04:45AM
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「長引けば死活問題」兵庫、大阪など休業要請 - 神戸新聞
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