カナダ・サスカチュワン州議事堂
三菱重工業(東京都千代田区)は2月10日、グループ会社のイタリア・ターボデン社が、カナダ・サスカチュワン州の先住民居住地であるメドウレイク区に、木質バイオマスを燃料とする8,000kW級のバイナリー発電設備を納入すると発表した。
ターボデン社は今回、メドウレイク区を対象に同発電設備を納入する契約を締結した。メドウレイク地区は、同州北西部辺境のメドウ湖周辺に位置し、複数の先住部族が居住している。ターボデン社が納める発電設備は、これらの諸部族協議会向け事業としてカナダ政府とサスカチュワン州当局にも資金を支援する。
この発電設備は製材所で発生する端材などのバイオマス残留物をボイラー燃料として、ターボデン社独自の有機ランキンサイクル(ORC:Organic Rankine Cycle)を用いたバイナリー発電設備(熱電併給設備)により発電する。約5,000世帯にカーボンニュートラルな6,600kWのベースロード電力を供給する予定だ。
導入の効果については、温室効果ガスであるCO2の排出を約100万トン以上(自家用車約5万台/年分以上のCO2排出量に相当)を抑制し、また煤煙その他の有毒物質を減らすことで住民の文化的生活と健康に寄与することが期待されている。また電力に加え、この設備から発生する熱もカナダ最大の製材施設であるノーサスク製材所の乾燥室やビルに供給、天然ガス消費量を減らすことが可能となる。
有機媒体を蒸発、中低温の熱源で効率的な発電が可能に
ターボデン社のバイナリー発電装置は、蒸気タービンと同じくランキンサイクル(主にボイラーと蒸気タービンを用いた熱サイクル)による発電方式の一種。蒸気タービンとは異なるのは、熱媒として水ではなく、フロン系や炭化水素系など低い沸点で気化する有機系材料を沸騰媒体として稼働させるORCタービンを主機として構成されていることだ。バイオマスや工場排熱、地熱など比較的低い温度の熱を活用することができるという。最大40,000W級の発電が可能で、燃料産出地域以外や水資源に恵まれない内陸部・砂漠地帯・島々でも容易に導入でき、天候などに左右されにくい安定した発電ができる。
竹を有効利用したORC熱電併給設備にも採用

バンブーエナジー(熊本県南関町)は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のバイオマスエネルギー導入促進プロジェクトにおいて、南関町で、これまで日本では処理が難しいとされていた竹バイオマスを主燃料とする995kWのバイナリー発電設備を2019年8月に竣工、10月に実証運転を開始した。このプロジェクトで、ターボデン社のORCを用いたバイナリー発電設備が採用されている。
"カナダ" - Google ニュース
February 13, 2020 at 12:55PM
https://ift.tt/39t3bbC
三菱重工G、カナダ先住民居住地へ8MW級の木質・熱電併給設備を納入 - 環境ビジネスオンライン
"カナダ" - Google ニュース
https://ift.tt/364DkVV
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "三菱重工G、カナダ先住民居住地へ8MW級の木質・熱電併給設備を納入 - 環境ビジネスオンライン"
Post a Comment