【ニューヨーク＝橋本潤也】ウクライナ旅客機がイランの部隊に撃墜され、多数のカナダ人が犠牲になったことを受け、カナダ各地で１２日、追悼集会が開かれた。トルドー首相は西部アルバータ州エドモントンで集会に参加し、「こんな悲劇は起きてはならない。答えが出るまで、我々は休むことはない」と語り、原因究明に全力を尽くす考えを示した。
会場では、遺族や友人らが涙ながらに犠牲者の
犠牲者の一人、オタワのカールトン大学の博士課程の男子学生（３２）は、イランで結婚式を挙げた直後だった。新たにビザが発給され次第、イランに残した新婚の妻をオタワに呼び寄せる予定だったという。
カナダの大手食品企業メープルリーフフーズのマイケル・マケイン最高経営責任者（ＣＥＯ）は、同社の公式ツイッター上で「イランはもちろん危険な国家だが、ワシントンのうぬぼれ屋が世界を引き裂き、地域を不安定にさせている」と書き込んだ。やりきれない怒りを、イランとの緊張を高めた米国のトランプ大統領にぶちまけた形だ。マケイン氏によると、今回の事故で、同社社員の妻と１１歳の息子が犠牲になったという。
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January 13, 2020 at 04:57PM
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「うぬぼれ屋」とトランプ氏に怒りも…カナダ各地で追悼 - 読売新聞
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