桜はもう見たくない――。菅義偉官房長官が12日の記者会見で、「今年の漢字」にちなんだ質疑の中で、「桜」という漢字への思いを問われ、「聞きたくないです。見たくもないです」と冗談交じりに答える一幕があった。首相主催の「桜を見る会」を巡り、11月以降、定例記者会見で連日厳しい追及を受けているだけに、思わず本音を漏らしたようだ。
菅氏は、今年の漢字に「令」が選ばれたことについて「私自身、歴史的な巡り合わせで元号発表に携わることができた。『令』か『和』じゃないかと思っていたんです。なるほどなと思います」と感想を述べた。
その上で「桜」という漢字についての思いを問われると「見たくも、聞きたくもない」と苦笑い。次の質問者を指名した際には「桜じゃないでしょうね?」と笑いながら問いかけたが、質問はやはり、「桜を見る会」関連の公文書管理に関する質問。「桜の見る会の終了後、遅滞なく廃棄したと報告を受けています」。いつものように答弁したつもりが、「紙媒体、電子データとも……」と言うところを思わず、「桜媒体、電子データとも……」と言い間違え。「桜」に悩まされる日々はまだ続きそうだ。【秋山信一】
2019-12-12 08:58:00Z
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