低気圧の影響で２５日、千葉県内は激しい降雨に見舞われた。銚子地方気象台によると、３時間雨量は鴨川市鴨川が１６０ミリ、市原市牛久が１３９・５ミリで、いずれも観測史上最大を記録した。
県によると、一宮川、加茂川、養老川などの河川が氾濫（はんらん）危険水位に達し、県内の４３市町で土砂災害警戒情報が発令された。午後１時現在、市原、佐倉、茂原など５市で避難指示、２１市町で避難勧告が出されている。１９市町の１２０カ所に避難所が開設された。
消防などによると、南房総市和田町で裏山が崩れて自宅１階に土砂が流入したとして、高齢の夫婦２人が救助された。けがはなかった。市原市二日市場では冠水した道路で立ち往生した車が消防車で牽引（けんいん）され、運転していた男性が救出されたという。（今泉奏、平井茂雄、熊井洋美）
2019-10-25 06:41:19Z
https://www.asahi.com/articles/ASMBT4FDCMBTUDCB004.html
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